品川介護福祉専門学校とは、介護福祉のプロフェッショナル、介護福祉士を目指すことができる2年制(昼間)の専門学校です。
平成7年4月に地域で活躍する福祉人材の養成・育成を目指して社会福祉協議会が設立し、運営している専門学校です。
東京都品川区の高台の上に位置し、最上階学生ラウンジからは富士山や品川区が一望できます。目の前には緑に恵まれた公園があり都心の中でも落ち着いた環境で学習できる学校です。介護福祉学科の他に社会福祉士養成コース(通信制)や実務者研修コース(通信制)、地域の福祉サービス従事者に向けた研修、「品川福祉カレッジ」の運営も行っています。
学校名 | 品川介護福祉専門学校 |
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所在地 | 東京都品川区西品川1-28-3品川区立中小企業センター内 |
厚生労働大臣指定 | 介護福祉士養成施設 |
品川区長認可 | 専修学校 |
課程・学科 | 社会福祉専門課程・介護福祉学科 |
代表者 | 校長 中田 洋二郎 |
修業年限 | 昼間2年 |
入学定員 | 40名(共学) |
取得資格・称号(卒業時) | 介護福祉士(国家資格)※ 専門士(社会福祉専門課程) |
出願の基礎資格 | (1)高等学校を卒業した方、年度末に卒業見込みの方 (2)高等学校卒業者と同等以上の学力があると認められた方 |
※卒業後5年間のみ。その間に国家試験に合格または5年間連続して介護の業務に従事することにより資格継続。
平成5年 (1993年) |
3月 | 品川区高齢社会保険福祉総合計画(いきいき計画21)にて介護福祉士養成校の設置検討を開始 |
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12月 | 品川区社会福祉協議会理事会で養成校設立について承認 | |
平成6年 (1994年) |
3月 | 品川区社会福祉協議会評議委員会で養成校設立について承認、厚生省に養成校設置計画書提出 |
4月 | 介護福祉士養成校準備室開設 | |
8月 | 品川区に専修学校認可申請書提出 | |
9月 | 厚生省に養成校設置申請書提出 | |
10月 | 学校建物登記完了、社会福祉協議会評議委員会で学則・校長を承認 | |
平成7年 (1995年) |
1月 | 専修学校認可(品川区長26日付) |
3月 | 介護福祉士指定養成施設認可(厚生大臣16日付) | |
4月 | 品川介護福祉専門学校 開校 | |
平成8年 (1996年) |
12月 | 文部省専門士称号認定 |
平成14年 (2002年) |
5月 | 品川福祉カレッジ開設 |
平成19年 (2007年) |
4月 | 社会福祉士養成コース開校 |
平成27年 (2015年) |
2月 | 第1回品川福祉保健従事者・実践・研究発表会を開催 |
9月 | すけっと品川養成講座を開催 | |
平成28年 (2016年) |
4月 | 介護福祉士実務者研修コース開校 (現在休止中) |
昼夜の別 | 課程名 | 学科名 | 修業年限 | 入学定員 | 総定数 | 学級数 |
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昼間 | 社会福祉専門課程 | 介護福祉学科 | 2年 | 40 | 80 | 2 |
合計 | 40 | 80 | 2 |
学科名 | 学年 | 定員 | 人数 |
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介護福祉学科 | 1年 | 40名 | 21名 |
2年 | 40名 | 13名 | |
合計 | 80名 | 34名 |
区分 | 常勤 | 非常勤 | 合計 |
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校 長 | ― | 1 | 1名 |
教 員 | 3名 | 13名 | 16名 |
事務職員 | 6名 | 0名 | 6名 |
そ の 他 | 0名 | 5名 | 5名 |
合 計 | 9名 | 19名 | 28名 |
品川区立中小企業センター | |
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6階 | 教室2 多目的室 図書室 ホール 調理実習室 介護実習室 入浴実習室 |
5階 | 校長室 事務室 教務室 講師控室 印刷室 会議室 学生自習室 特別講義室3 |
4階~地下一階 | 品川区立中小企業センター管轄 |
教 育 方 針 |
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本校は、学校教育法ならびに社会福祉士および介護福祉士法に基づき、社会福祉専門課程を設置し、介護に関する専門的知識と技術を習得し、 高齢社会において心ゆたかな責務ある福祉の担い手として貢献しうる人材を育成する。 |
教 育 目 標 |
1.介護の対象となる人をよく理解し、必要な介護を実践できるひと。 (1) 介護の対象となる人の生命と人権を尊重し、全人的にその存在を理解する。 (2) 介護の実践に必要な知識と技術を身につける。 2.介護福祉士の社会的役割を認識し、保健医療福祉チームの一員として責任ある行動がとれるひと。 (1) 保健医療福祉チームの中で、介護の役割を理解する。 (2) 社会の一員としての自覚を持ち、介護職としての責任ある行動がとれる。 (3) 社会の情勢を敏感にとらえ、ケア体制について考えることができる。 3.人間性ゆたかで自己研鑽に努めるひと。 (1) 人間性を豊かにするための教養を身に付け、自己の成長を図る。 (2) 介護を主体的に継続実践し、学ぶ姿勢を身につける。 |
品川区の高齢者人口は、約8万人で推移していますが、その内75歳以上の方は56%と半分を超えています。品川区は今、「誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川」を目指し、さまざまな施策を推進しています。ご高齢の方にとって、住み慣れたこのまちで、充実した、安心安全な暮らしを実現していただきたい。そうした思いから、特別養護老人ホーム等の施設整備、グループホームや小規模多機能居宅介護の整備などを積極的に進めています。
品川介護福祉専門学校は、こうした事業の推進に欠かせない、優れた福祉人材を育成する教育拠点として、品川区と品川区社会福祉協議会の連携により誕生しました。確かな知識と技術を身につけた多くの学生が本校を巣立ち、地域の人々の暮らしを支えています。ぜひ、みなさんもそれに続き、本校で学び、地域共生社会の担い手としてご活躍いただくことを期待しています。
品川介護福祉専門学校は、品川区のバックアップを受けて、平成7年4月に開校しました。
区内の社会福祉法人等と連携しながら、地域を担う福祉人材の養成校を社会福祉協議会が運営しているのは全国的にも例がなく、ここ品川区だけとなります。
現在では800人を超える介護福祉士が本校で学んだ知識・技術を生かして、区内だけでなくそれぞれの地域で活躍されています。
特に区内においては、社会福祉法人をはじめ、様々な福祉団体へ就職されている実績があり、就職率は100%を誇っています。
近年は福祉業界においても、人材確保が課題となっております。福祉のお仕事は大変とのイメージを持たれやすいですが、地域の方の福祉の担い手としての経験は、きっとその後の人生を豊かにしてくれると思います。一人でも多くの方が本校を卒業されて、福祉分野で活躍していただくことを願っております。
品川介護福祉専門学校では、一人一人の学生を大切に、教職員が力を合わせ、丁寧な指導と実習を通してプロとしての確かな力をつけることを大事にしています。
1995(平成7)年の開校以来、これまでに800人を超える卒業生を送り出してきました。介護福祉士国家試験の指導にも力をいれ、全員合格を目指しています。
そして品川区をはじめとする地域の福祉の場で活躍し、人々の幸せに貢献できる心豊かな介護福祉士の養成を目標としています。